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内容 ないようcontenu; content

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

内容
ないよう
contenu; content

一般的には物,事の中味をいう。哲学上では常に形式と相関的に用いられる。内容と形式の問題はすでに古代ギリシアに始るが,プラトンのイデア論を発展させたアリストテレスにおいて「形相 (エイドスあるいはイデア) 」と「質料 (ヒュレ) 」の対立として明確化された。近代哲学でカントは先天的な認識作用および法則性を形式とし,後天的な質料に対立させ,ヘーゲルは内容と形式との相関的弁証法を繰返すことによって普遍性に達しうると説いた。 F.ブレンターノ以後の現象学においては内容は作用と区別され,意識において「意識されたもの」と「意識する働き」とが分けられ,前者は内容,後者は作用と呼ばれる。 (→ノエシス )

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デジタル大辞泉の解説

ない‐よう【内容】

容器や包みなどの、中に入っているもの。なかみ。「手荷物の内容を申告する」
物事を成り立たせているなかみ。実体。実質。「試合の内容に不満が残る」
文章や話などの中で伝えようとしている事柄。意味。「手紙の内容」「内容のない番組」
哲学で、事物や事象を成立させ、また、表面に現れている実質・意味。⇔形式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ないよう【内容】

入れ物などの中に含まれているもの。中身。 「荷物に-を表示する」
一定の形式をとって形をなすものの中を満たして、そのものを成り立たせている事柄。物事の実質や価値。 「小説の-」 「 -に乏しい議論」 「 -のない人間」
〘哲〙
事物を成り立たせる実質や素材。
事物がもっている意味・価値。
形式 〔「孛和袖珍字書」(1872年)にドイツ語 Inhalt の訳語として載る〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の内容の言及

【西洋哲学】より

…してみれば〈哲学〉は,どの文化圏にも見られる一般的な世界観・人生観・道徳思想・宗教思想などとはやはり区別されねばならないものであろう。むろん西洋にもそうした世界観・人生観はあり,それが哲学のうちに混入したり,哲学知の実質的内容をなすことはあったにしても,それと哲学とのあいだには一線が画されるべきなのである。そして,近代ヨーロッパの科学知や科学技術がこの哲学から派生したものだとすれば,〈哲学〉と呼ばれるこの特殊な知は西洋の文化形成,少なくとも近代ヨーロッパの文化形成と本質的に結びつくもの,あるいはむしろその形成原理を提供するものであったと考えてよいことになろう。…

※「内容」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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