EC40(読み)いーしーよんじゅう

世界大百科事典(旧版)内のEC40の言及

【電気機関車】より

…初期の交流電化方式では,車両は交流整流子電動機を使用した直接式交流機関車と呼ばれるものが主体で,電源周波数も162/3Hzや25Hzが多く使用されたが,1950年代以降は,整流器の進歩によって,商用周波数を用いた整流器式の交流電気機関車が発達し,世界的に商用周波数の交流電化が進んだ。 日本では,信越線の横川~軽井沢間の碓氷峠のアプト式区間用として,1912年にドイツから輸入した10000形(のちのEC40)が最初の電気機関車で,19年にはこれを改良したED40が初めて国産された。その後,東海道線や中央線,上越線など輸送量の多い線区やこう配区間などを中心に電化が進められ,輸送量の増加とともに機関車も大出力化された。…

※「EC40」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android