世界大百科事典(旧版)内のEpiphyllumの言及
【サボテン】より
…メキシコのオキナマル(翁丸)Cephalocereus senilis (Haw.) Pfeiff.(イラスト)や南アメリカのオイラク(老楽)Espostoa lanata Br.et R.は白毛が密生し,毛柱類(けばしらるい)の名がある。一方,木や岩に着生する森林着生サボテン類には,夜咲群に3稜ではうサンカクチュウ(三角柱)Hylocereus guatemalensis (Eichl.) Br.et R.,白い花が直径30cmを超すヨルノジョオウ(夜の女王)Selenicereus pteranthus (Lk.et O.) Br.et R.,茎が扁平の月下美人(イラスト),昼咲群にはクジャクサボテンEpiphyllum(イラスト)やシャコバサボテン(イラスト),紐状に垂れるキンヒモ(金紐)Aporocactus flagelliformis (L.) Lem.がある。リプサリス属Rhipsalisも着生するが,花は小さく果実は漿果(しようか)で,アフリカ,マダガスカル,スリランカの旧大陸にも自然分布する唯一のサボテンである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」