FORC図(読み)フォークず

最新 地学事典 「FORC図」の解説

フォークず
FORC図

FORC diagram

磁気履歴曲線の内部において印加磁場を規則的に変化させながら繰り返し磁化測定して作成される磁気特性評価のための図。まず,試料の磁化を高磁場で飽和させ,磁場を逆転磁場Br(<0)まで減少させて一定時間保持する。その後,磁場Bを段階的に増加させて,その都度磁化測定を繰り返す。Brを減少させつつ一連の測定を繰り返し,(Br, B)二次元グリッドを埋める。得られた測定値をBrとBで微分した三次元データを等高線・色などで二次元可視化する。この手法をFirst Order Reversal Curve法(FORC法)と呼ぶ。磁性鉱物粒子の種類・磁気異方性・磁区構造,近接度・配向による磁気相互作用などの情報が得られる。磁場を逆転磁場Brから一次的に増加させる間の測定を用いることからFirst Orderとされるが,逆転磁場から増加させた磁場をさらにBr2(>0)で反転させて減少させ,磁場(B)がゼロになったときの二次的な磁化変化を測定に用いる手法をSecond Order Reversal Curve法(SORC法)と呼ぶ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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