世界大百科事典(旧版)内のglidingの言及
【運動】より
…翼竜の仲間も滑空によって飛んでいたと考えられる。トビウオは水中で尾を強力に振り,その勢いで水面上に飛びだし,長い胸びれを左右に広げて滑空glidingする。大型の鳥も翼を動かさずに滑空することがあるが,多くの場合,上昇気流を利用して舞い上がったり舞い下りたりする帆翔soaringをしている。…
【鳥類】より
…1例をあげると,正羽だけの数だが,コハクチョウ(11月)2万5216枚,ウタスズメ(3月)2093~2208枚,コガラ1140(6月)~1704(2月)枚などである。
[飛翔法と翼型]
鳥類の飛翔法は,滑空glidingと羽ばたき飛翔に大別できる。滑空はグライダーの滑空と同じ原理で,位置エネルギーを利用する。…
【飛翔】より
…昆虫,鳥,コウモリなどの動物が行う飛翔には,さまざまな方法があるが,最も典型的なのは,はばたき飛行flapping flightであろう。そのほかにも,滑空glidingや空中停止飛行hovering(ホバリングともいう)などもよく見られる。はばたき運動はほとんどの飛翔動物に見られる。…
※「gliding」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」