IMF方式国際収支表(読み)あいえむえふほうしきこくさいしゅうしひょう

世界大百科事典(旧版)内のIMF方式国際収支表の言及

【国際収支】より

…財貨の輸出入の状況を記録するものには〈通関統計〉〈輸出信用状接受高〉〈輸出認証統計〉〈輸入承認届出統計〉〈大手13商社輸出入成約状況〉などがあるが(〈貿易統計〉の項参照),対外経済取引の記録として最も基本的なものが国際収支表である。
[IMF方式国際収支表]
 日本の場合,1966年までは〈外国為替統計〉が国際収支の公式の記録であったが,その後,国際通貨基金(IMF)から出された《国際収支提要Balance of Payments Manual》にのっとった〈IMF方式国際収支表〉が公式の記録となっている。この国際収支表は,ある一定期間(最小単位1ヵ月)の居住者(国籍とか国境には関係なく,基本的には自国に経済活動の本拠を置く個人・法人を意味する)と非居住者(自国企業の海外支店,事業所,出張所,自国にいる外国の軍人,外交官などを含む)間のすべての経済取引を記録したものである。…

※「IMF方式国際収支表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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