世界大百科事典(旧版)内のKonōnの言及
【コリントス戦争】より
…これを機に前記4国の同盟を結成しスパルタにあたった。スパルタは翌年ネメアの会戦で勝利したものの,陸上での戦局は以後コリントス近辺で一進一退を続け,海上では前394年アテナイのコノンKonōnがクニドス沖の海戦でペロポネソス艦隊を破り,エーゲ海の制海権を掌握,アテナイは昔日の勢いを取り戻した。戦争はこのアテナイの動きに脅威を感じたペルシアの外交政策転換によって,アンタルキダス条約で終結したが,ペルシアの小アジア支配は認められた。…
※「Konōn」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」