コン・ティキ号探検記(読み)コンティキごうたんけんき

百科事典マイペディア 「コン・ティキ号探検記」の意味・わかりやすい解説

コン・ティキ号探検記【コンティキごうたんけんき】

ヘイエルダール著の漂流探検記。1948年刊。1947年4〜8月,著者一行は,昔の南米住民南太平洋諸島に移住できたことを実証するため,バルサ製の筏(いかだ)コン・ティキ号に乗り,ペルーカヤオからポリネシアのラロイア環礁まで101日間に4300カイリを航海した。この本ではその漂流航海の模様が生き生きと書かれている。なお,コン・ティキKon Tikiは先インカの太陽神とされる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android