世界大百科事典(旧版)内のmanièrenoireの言及
【銅版画】より
…おそらくクレヨン法と同じくフランソアが実用化し18世紀にしばしば使われた。(5)メゾティントmezzotint(フランス語ではマニエール・ノアールmanière noire)はロッカーrocker(フランス語ではベルソーberceau)という道具で版面に縦横斜めに刻線を交錯させ細かく傷つける。インキをつめるとビロードのような黒一色に刷れるところを,明部をバーニッシャーburnisherあるいはスクレーパーscraperなどで凹凸を削ったり磨いたりしてインキのつき方を加減する。…
※「manièrenoire」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」