Marinátos,S.(その他表記)MarinatosS

世界大百科事典(旧版)内のMarinátos,S.の言及

【サントリニ[島]】より

…この軽石,火山灰はデイサイト質で,ポゾランセメントの材料としてスエズ運河建設にも大量に使用された。ギリシアの考古学者マリナトスS.Marinátos(1901‐74)らはティラ島でこの軽石に埋積された古代都市(アクロティリ遺跡)を発掘し,この大噴火でミノス文明が破滅的な被害を受けたことを明らかにしている。ギリシアの哲学者プラトンが記した失われた大陸アトランティスの伝承(アトランティス伝説)は,この大噴火による悲劇を伝えるものだと信ずる人もいる。…

※「Marinátos,S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android