MBD(読み)エムビーディー

知恵蔵mini 「MBD」の解説

MBD

文字や図による紙ベースの仕様書ではなく、コンピューター上で作成したシミュレーション可能なモデルを仕様書として活用する、組み込みソフトウェアの開発手法。「Model Based Development(モデルベース開発)」の略。仮想環境でのシミュレーションによる検証を繰り返すことで実機検証の回数削減が可能になり、工期の短縮化、コスト低減、人為的ミス防止、品質・生産性の向上などが見込めるとされる。近年、自動車分野や航空宇宙分野を中心に導入が広がっている。日本では経済産業省が導入用の指針と準拠モデルを継続的に管理・拡充する仕組みを2020年までに構築し、普及を後押しするとしている。

(2018-4-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む