データの正当性を確認するために使用する数値を計算する方法のひとつ。電子署名などに使われる。基のデータを入力して得られる、それからは基のデータを再現できない数値をハッシュ値と呼ぶ。MD5は、ハッシュ値を計算するためのハッシュ関数のひとつで、RSA暗号の開発者のひとり、ロン・リベスト氏らによって開発された。IPsecや、POP before SMTPなど、さまざまなセキュリティープロトコルで使われている一方、最近になって脆弱性も指摘されている。MD5によって生成されたハッシュ値は、「MD5」「MD5チェックサム」などと呼ばれる。