世界大百科事典(旧版)内の《Nihāyaal-arab》の言及
【百科事典】より
…その代表が,エジプトの三大百科事典家といわれるヌワイリー,ウマリー,カルカシャンディーである。 マムルーク朝のスルタン,ナーシル(在位1293‐94,1299‐1309,1310‐41)の下で軍務庁や監査庁の長官を歴任したヌワイリーは,晩年の二十数年を費やして書記のための知識を総合した《窮極の目的Nihāya al‐arab》31巻を完成した。全体は〈地誌〉〈人間〉〈動物〉〈植物〉〈歴史〉の五つの学芸(ファンヌfann)からなり,それぞれの学芸はさらに細かな章節に分かれている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」