日本大百科全書(ニッポニカ) 「O2センサー」の意味・わかりやすい解説 O2センサーおーつーせんさーO2 senser 自動車の排出ガス浄化装置の主流を占める三元触媒は、エンジンが吸入する混合気が理論空燃比(重量比でガソリン1に対して空気16前後)でないと、その効果を100%発揮できない。そこで、排出ガス中の酸素(O2)の量を測定し、電子制御燃料噴射を精密にコントロールして理論空燃比を保つために備えるのがO2センサーである。排出ガス中の酸素量が多いと起電力が大きくなる固体電極管を用いたもので、排気バルブの外の排気集合管内に備えられる。[高島鎮雄][参照項目] | 三元触媒 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例