世界大百科事典(旧版)内のPlantagoの言及
【オオバコ】より
…東アジアに広く分布するオオバコ科の多年草。葉が大きいことから,〈大葉子〉と名付けられたという。ロゼット葉をもち裸地を好むが,芽の位置が低く葉や茎には強い繊維があるので,踏まれてもよく耐え,グラウンドのまわりや路上に生える(このような植物を〈踏み跡植物〉という)。このため中国では車前(しやぜん)とよばれる。種子の腹面中央には小さなへそがあり,ぬれると粘るため種子は靴などに付着して運ばれる。 春と秋に長い花茎をあげ,緑色の小さな花を多数つけるが,子どもはこの花茎をからませてその強さを競う。…
※「Plantago」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」