世界大百科事典(旧版)内の《Proboscidea》の言及
【ゾウ(象)】より
…広義には長鼻目Proboscideaに属する哺乳類の総称であるが,狭義には長鼻目ゾウ科ゾウ亜科Elephantinaeに属する動物のみを指す。 狭義のゾウは頰歯(きようし)が歯冠部の高い長歯で,下あごに切歯がなく,頭骨が高く短い。…
【長鼻類】より
…自由に動く長い鼻をもつ蹄行(ていこう)性の大型の草食性哺乳類で,哺乳綱真獣下綱長鼻目Proboscideaに属する。現生種はアフリカに2種,南アジアに1種しかいないが,地質時代にはアフリカ,ヨーロッパ,アジア,南北アメリカの熱帯から寒帯まで広く分布し,多くの種類があった。…
【オズボーン】より
…彼はおもに哺乳類と爬虫類の化石を研究し,進化についても深い関心をもち,適応放散など重要な概念を提出している。とくに《長鼻類Proboscidea》(1936‐42)では,多数の象化石を記載・分類し,その進化をまとめた。【清水 大吉郎】。…
※「《Proboscidea》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」