…具体的には,薬品に直接接触する包装材料の安全性から,吸湿や紫外線などによる変質,錠剤については破損に対する保護などについてである。包装形態には,液状の薬にはガラス,プラスチックなどの瓶,粉末状には三方シール,四方シールの袋,錠剤には表から強く押すと裏から飛び出るPTP(press through pack)包装,軟膏(なんこう)にはチューブなどが使われる。 なお,食品や医薬品も含めて包装は,基本的には互いの信頼を前提とはしていない。…
※「PTP包装」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」