デジタル大辞泉 「カプセル」の意味・読み・例文・類語 カプセル(capsule/〈ドイツ〉Kapsel) 1 粉薬などを入れる、ゼラチン製の小さな円筒形の密閉容器。カプセル剤。2 宇宙飛行体として、人間や計器類を乗せる、加圧された気密容器。宇宙カプセル。3 一般に、1のような形状をした、密閉可能な入れ物。「タイムカプセル」4 ⇒莢膜[類語]器うつわ・容器・入れ物・器物・食器・酒器・曲げ物・ケース 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「カプセル」の意味・読み・例文・類語 カプセル 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Kapsel [英語] capsule )① ゼラチンで作った円筒状の小容器。粉末の薬を入れ、楽に飲み下すのに用いる。膠嚢(こうのう)。[初出の実例]「服薬はクレオソート、昼飯晩飯後各三粒(二号カフセル)」(出典:仰臥漫録(1901‐02)〈正岡子規〉一)② 一般に密閉した容器。特に、実験動物や器具を収容する気密容器。[初出の実例]「島原はポケットからプラスティックのカプセルに入った白い粉と小さな注射器を出した」(出典:汚れた夜(1961)〈石原慎太郎〉灰色の男) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例