世界大百科事典(旧版)内のReligionsphilosophieの言及
【宗教哲学】より
…シュライエルマハーやR.オットーの宗教学はこの事実を裏書きする。宗教哲学Religionsphilosophieなる用語を近代で最初に用いたのはカントであるが,フォイエルバハ,マルクス,コントらによる宗教批判は,宗教の根底がどこにあるかをより深く究める刺激になり,20世紀,哲学におけるハイデッガーの実存哲学と実存主義の隆盛とともに,宗教哲学が再び勢いを得てくる。M.ブーバーは〈我と汝〉の実存的関係の上に宗教体験を根拠づけ,独自の宗教哲学を展開した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」