世界大百科事典(旧版)内のRumexの言及
【スイバ】より
…茎葉にシュウ酸を含むため,酸味のあるタデ科多年草(イラスト)。和名は〈酸い葉〉を意味し,別名のスカンポもその転化であろう。子どもがときどき若芽を食べる。地下茎は太く短く,多くの根を分岐する。根出葉は軟らかく,長楕円形で長さ5~10cm,葉柄をもち群がって生え,早春には紅紫色を帯びる。茎は円柱形で直立し,上部の葉は茎を抱き,高さ30~80cm,葉鞘(ようしよう)は膜質。雌雄異株で雌株の方が高く,花序の数も多い。…
※「Rumex」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」