世界大百科事典(旧版)内のsecondaryの言及
【グライダー】より
…第2次世界大戦では兵員,軍事,物資の輸送用に大型のグライダーも開発されたが,戦後は再びスポーツとしてのグライダーがもっぱらである。 なお,かつてはグライダーの操縦訓練において,ごく初歩の訓練用のプライマリーprimary,中級訓練用のセコンダリーsecondaryと呼ばれる機体での訓練を経て,揚抗比が30を超すような高性能のソアラーsoarerに進むという3段階がとられていたが,現在では初歩からソアラーの複座機で訓練が行われており,プライマリー,セコンダリーは姿を消している。
[グライダーの性能]
原理のところで述べたように,グライダーでは揚抗比が大きくなるほど遠くまで飛行することができる。…
【翼】より
…風切(かざきり)羽remex(複数はremiges)は飛羽flight featherともいわれ,主要な飛行器官で,翼の骨に直接ついている。そのうち,腕掌骨と第2・3指の指骨に付着しているものを初列風切primaryといい,尺骨に付着しているものを次列風切secondaryという。また次列風切の内側の数枚は,他のものと長さや形状が違うので,三列風切tertiary(tertial)として区別されることがある。…
※「secondary」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」