世界大百科事典(旧版)内のSterculiaの言及
【ピンポンノキ】より
…中国南部原産のアオギリ科の常緑小~中高木で,種子が食べられるため,台湾,東南アジアの一部にも植えられている(イラスト)。葉は単葉で互生し,葉身は長さ8~25cmの楕円形で,全縁,葉柄2~3cm。花は白色~帯紅色の小花で,多数の雄花と少数の両性花が葉腋(ようえき)に生ずる円錐花序につく。花弁はなく,萼は鐘形で5裂し,おしべは約20本。果実は長さ4~10cmの卵形,木質の袋果で,紅褐色に熟し,中に径約2cmの球形~楕円形の種子を2~4個含む。…
※「Sterculia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」