世界大百科事典(旧版)内のstromaの言及
【角膜】より
…次はボーマン膜Bowman’s membraneと呼ばれ,顕微鏡的には無構造の薄い層である。次が角膜実質(固有層)stromaであり,これは角膜の厚さの大部分を占める。可視光波長よりも短い太さ約300Åのコラーゲン繊維が層構造をなして整然と並んでいて透明であり,またきわめてじょうぶにできている。…
【葉緑体】より
…葉肉細胞に含まれている葉緑体の数は通常数十~数百個程度であるが,1個の細胞に数千個以上の葉緑体が含まれる例や,ただ1個だけ含まれている例も知られている。
[内部構造]
葉緑体の内部構造は,包膜envelopeとそれに包まれた基質(ストロマstroma)およびストロマ中に含まれる膜系(チラコイドthylakoid。かつてはラメラlamellaと呼んだ),その他の構造体に大別される(図1)。…
※「stroma」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」