岩石学辞典 「ストロマタクティス」の解説 ストロマタクティス 構造上で問題があるが,この物質はおそらく藻類の活動によるものであろう.炭酸塩鉱物および粗い結晶質の方解石からなる細粒の石灰岩の構造で,厚さ5mm,長さ10cm程度の細粒で不規則な水平に近い塊が間に挟まり,底部では平で上部の表層部では不規則である.各構造は底部では細粒で葉理があり,上部では粗粒結晶質の方解石である[Lecompte : 1937, Pettijohn : 1974].ギリシャ語のstromaは層の意味. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報