バイオストローム(その他表記)biostrome

最新 地学事典 「バイオストローム」の解説

バイオストローム

biostrome

化石密集部の産状に関する用語一つで,バイオハームとともに,E.R.Cumings et al.(1928)が提唱したもの。底生生物遺体の密集部で層理面をもち,バイオハームのように塚状またはレンズ状にまわりから突起することがない。化石床類似成因のものが含まれると考えられる。

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参照項目:化石床
参照項目:バイオハーム

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岩石学辞典 「バイオストローム」の解説

バイオストローム

珊瑚,ウミユリ,二枚貝など海底に定着して住む生物骨格が集まって作った層状の構造.バイオハームに対する語.層状生礁訳語がある[木村ほか : 1973].礁性物質の層のことで,一般には貝で珊瑚も含まれる.その場所で生成したもので,バイオハームのような小山に似た形は示さない[Cumings & Shrock : 1928, Nelson, Brown & Brineman : 1962].ギリシャ語のbioは生命,stromaは層の意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のバイオストロームの言及

【化石】より

…化石床の場合は,周囲の無化石の部分と共通の層理面をもっていて,両者が同時的に形成されたことを示すというその成因が重視されている。また形態や化石内容に基づいたものにバイオハームbiohermとバイオストロームbiostromeがある。バイオハームは塚状,ドーム状,レンズ状または礁状の岩塊で,ほとんどサンゴ,ウミユリ,有孔虫,軟体動物,層孔虫のような固着性生物群の石灰質の遺骸で構成されており,周囲を違った岩質の堆積岩で取り囲まれているものを指す。…

※「バイオストローム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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