世界大百科事典(旧版)内のTamarixの言及
【ギョリュウ】より
…タマリクスともいう(イラスト)。水辺の湿った所に栽植され,高さ7mに達することもあるギョリュウ科の落葉低木あるいは小高木。枝は細く,時にはヤナギのように垂れ,披針形で長さ0.5~1cmの鱗片状の葉を多数つける。細い枝は落葉時に共に枯れ落ちる。花期は晩春と,夏から秋にかけての2回で,総状の花序に淡桃色の花が多数群がりつき,離れて見ると美しいし,春の明るい新芽や青緑色の夏のけむるような樹冠も優しい美しさがあり,切花や庭園樹として栽植される。…
※「Tamarix」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」