世界大百科事典(旧版)内のTaymāの言及
【オアシス】より
…ただ一般に,泉性のオアシスは,他の種類のオアシスに比べて水量の点では劣っており,生活の大きな拠点とはなりにくい。その中にあって,アラビア半島北部にあるタイマーTaymā’の泉は,アラビア半島随一の評判があり,直径35m,深さ20mの大きさをもち,十数頭のラクダが終日水をくみ上げても水がれをおこさないという。(2)高山地帯の山間の河谷,およびその出口にあたる山麓の扇状地 乾燥地域にあっても,かなりの高度をもった山地は地形性降雨に恵まれる。…
※「Taymā」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」