TRAINSUITE四季島（読み）とらんすいーと・しきしま（その他表記）TRAIN SUITE SHIKIi-SHIMA

知恵蔵mini

TRAIN SUITE 四季島

JR東日本が2017年春より運行を予定している周遊型の夜行列車。「四季島」のネーミングは日本の古い国名「しきしま」をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅や時間と空間の移り変わりを楽しむ列車であるという想いを込めて命名された。車両のデザインはプロダクト・デザイナーの奥山清行が担当している。ガラス張りの先頭車両に設置される展望エリアのほか、ラウンジエリア、ダイニングエリアを設け、個室は2室のデラックス・スイートルームに15室のスイートルームを備え付ける予定。料理については日本人として初めてミシュラン一つ星を獲得した中村勝宏が監修を行う。出発駅は上野駅を予定している。上野駅には、出発前の待ち合わせスペースとして乗客専用のラウンジ「PROLOGUE 四季島(プロローグしきしま)」が新たに設けられる。

(2015-6-11)

出典　朝日新聞出版

デジタル大辞泉プラス

TRAIN SUITE(トランスイート) 四季島

JR東日本が運行する、クルーズトレイン（周遊型臨時寝台列車）。2017年5月運行開始。上野駅を発着駅とし、JR東日本の営業区域を巡る（一部JR北海道営業区域を含む）。充実した設備と手厚いサービスが特徴。2017年度グッドデザイン賞金賞受賞。

出典　小学館