世界大百科事典(旧版)内の《Vaiṣesika-sūtra》の言及
【カナーダ】より
…前150‐前50年ころの人と推定され,別名カナブジュ,カナバクシャ(以上〈穀粒kaṇaを食う者〉の意),ウルーカ(〈フクロウ〉の意)。伝承上では,きわめて厳密な術語体系をもつバイシェーシカ学派の開祖で,この派の根本テキスト《バイシェーシカ・スートラVaiṣesika‐sūtra》(現存のものは紀元100‐200年ころの成立)を編んだとされている。多元的実在論を展開し,ニヤーヤ学派の論証学にも強烈な影響を与えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」