世界大百科事典(旧版)内のvikの言及
【市】より
…のちにこれらの旅籠を主体とする集落はリシュケlischkeと呼ばれ,都市的形態をとるようになる。ウィクwik∥vikと呼ばれる集落も交通の要衝にあり,同様な性格をもっていたと考えられる。 コハクの道からはずれたところにも小さな市がしばしば設定されていたが,そこには近隣の農民がわずかな鶏卵,羊毛などを取引するためにやってくるにすぎず,ピレンヌのいうように〈周囲の人々の家計の必要を満足させ……人間のもって生まれた社交的本能の満足に限られた〉ものであった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」