尊勝仏頂(読み)ソンショウブッチョウ

精選版 日本国語大辞典 「尊勝仏頂」の意味・読み・例文・類語

そんしょう‐ぶっちょう‥ブッチャウ【尊勝仏頂】

  1. ( [梵語] vikīrṇauṣṇīṣa の訳語 ) 仏語。仏頂は仏の頭の頂上の意。仏の最高の功徳を象徴する神。五仏頂、また、八仏頂の一つ。仏頂のうち最勝なので、尊勝の名があり、一切の害障を除くから除障仏頂ともいう。胎蔵界曼荼羅東方釈迦院の第五位。形像は左手蓮華をとり、右手を胸の前に保つ。尊勝王
    1. [初出の実例]「尊勝上或師云、一巻軌中台大日是受用身尊勝仏頂也」(出典:覚禅鈔(1213頃か))
    2. [その他の文献]〔尊勝仏頂修瑜伽法軌儀‐下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む