デジタル大辞泉 「尊勝仏頂」の意味・読み・例文・類語 そんしょう‐ぶっちょう〔‐ブツチヤウ〕【尊勝仏頂】 胎蔵界曼荼羅の釈迦院にある五仏頂の一。釈迦如来の仏頂から現出した仏頂尊のうち、最勝のものとされ、一切の害障を除くという。仏頂尊勝。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「尊勝仏頂」の意味・読み・例文・類語 そんしょう‐ぶっちょう‥ブッチャウ【尊勝仏頂】 ( [梵語] vikīrṇauṣṇīṣa の訳語 ) 仏語。仏頂は仏の頭の頂上の意。仏の最高の功徳を象徴する神。五仏頂、また、八仏頂の一つ。仏頂のうち最勝なので、尊勝の名があり、一切の害障を除くから除障仏頂ともいう。胎蔵界曼荼羅東方釈迦院の第五位。形像は左手に蓮華をとり、右手を胸の前に保つ。尊勝王。[初出の実例]「尊勝上或師云、一巻軌中台大日是受用身尊勝仏頂也」(出典:覚禅鈔(1213頃か))[その他の文献]〔尊勝仏頂修瑜伽法軌儀‐下〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例