Xe-Xe法(読み)キセノンキセノンほう

最新 地学事典 「Xe-Xe法」の解説

キセノンキセノンほう
Xe-Xe法

xenon-xenon method

同一試料でのXeとUの定量が困難というU-Xe法の問題点を回避するために,試料を標準試料と一緒に熱中性子で照射して,中性子誘導核分裂で235Uから生じる(136Xe)n238Uの自発核分裂起原(136Xe)sを測定し,t=(1/λ)[(Rsam/Rstd){exp(λtstd)-1}+1]から年代tを求める方法。λは238Uのα壊変定数,R=(136Xe)s/(136Xe)n,sam, stdはそれぞれ試料,標準試料を意味する。(136Xe)sと(136Xe)n量はXe同位体の核分裂収率に基づいて計算で求める。40Ar-39Ar法と比較して,Uに富んだ古い年代の試料に適用でき,ガス損失が少なく,鉱物生成時に過剰の核分裂起原成分のXeをトラップすることによる影響を受けないなどの利点がある。

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