定量(読み)テイリョウ

精選版 日本国語大辞典 「定量」の意味・読み・例文・類語

てい‐りょう‥リャウ【定量】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 決められた分量。一定の分量。
    1. [初出の実例]「故に定量の酸素を製せんと欲せば」(出典:小学化学書(1874)〈文部省〉三)
    2. 「六神丸を定量(テイリャウ)の倍ほど呑んだら」(出典暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉四)
  3. ほどよい量。「お酒はもう定量です」など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「定量」の読み・字形・画数・意味

【定量】ていりよう

一定の量。

字通「定」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む