だるま船(読み)だるません

日本大百科全書(ニッポニカ) 「だるま船」の意味・わかりやすい解説

だるま船
だるません / 達磨船

西洋型の、比較的船幅の広い大伝馬船(おおてんません)。港内河川のように波の高くない場所での荷物運搬に使われる。自走する場合は左舷(さげん)後部で櫓(ろ)をこぐのを原則としていたが、のちには機械力を備え、また引き船によって移動するのが普通になった。形が丸く膨らんで達磨を連想させるのでこうよばれる。

[茂在寅男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む