アールガウ州(読み)アールガウ(その他表記)Aargau

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アールガウ州」の意味・わかりやすい解説

アールガウ〔州〕
アールガウ
Aargau

スイス北部にある州。州都アーラウ。アルプス山地とジュラ山地との間に広がるスイス高原の一部を占め,アーレ川水系の肥沃な谷と森林の多い丘陵とが交互に並ぶ。住民の約 90%がドイツ語を話し,プロテスタントが過半数を占める。河川の水力開発が進み,主産業は農業のほか,電機,精密,繊維,セメントの各工業と,葉巻製造,製塩など。美しい自然,古い歴史,バーデンおよびシンツナハの硫黄泉などをもつため,観光業も盛ん。シンツナハ温泉近くにはハプスブルク家の居城跡がある。ハプスブルク家は 11世紀初めにこの地方に興り,アールガウ,チューリヒの2州のほか,ウーリ,シュウィーツ,ウンターワルデンのいわゆる森林諸州も一時は支配したが,1315年には森林諸州が,1415年にはアールガウ州もその支配を脱した。アールガウ州がほぼ現域をもつ州としてスイス同盟に入ったのは 1803年。主要都市はアーラウのほか,バーデン,ウェッティンゲンなど。面積 1405km2。人口 49万 6280 (1991推計) 。

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