グラウンド・バス(その他表記)ground bass

翻訳|ground bass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グラウンド・バス」の意味・わかりやすい解説

グラウンド・バス
ground bass

音楽用語。低声部が4~8小節から成る短い旋律を,何度も執拗に反復するものをいう。「バッソ・オスティナート」ともいわれる。 13世紀に現れ,バロック期に入り,シャコンヌ,パッサカリアなどの音楽形式へと発展していった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android