何度(読み)ナンド

デジタル大辞泉 「何度」の意味・読み・例文・類語

なん‐ど【何度】

どれほどの回数。また、多くの回数。何回。「何度やってもできない」「何度でも挑戦するつもりだ」
はっきりしない温度角度などをさす。「気温何度ですか」
[類語]あまたたびたびたびよくしばしばちょくちょく往往ちょいちょいしきりしょっちゅう幾度頻繁頻頻しげしげ足繁く再三再再再三再四再びまた重ねて再度又又又もまたもやくれぐれくれぐれも返す返すよくよくとくととっくり重重重ね重ね幾重にも念入りまたぞろ懲りずまに二の舞性懲しょうこりもないてつを踏む前車のてつを踏むてつを踏む改めてまたしてもまたまた二度と二度と再びくどくどうだうだぐだぐだくだくだたらたらああだこうだ四の五の四の五の言う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何度」の意味・読み・例文・類語

なん‐ど【何度】

  1. 〘 名詞 〙
  2. どれほどの回数。何回。また多くの回数。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「あいつが尻をぬぐふばかりも何度(ナンド)だかしれねへぜ」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)初)
  3. 温度、角度、緯度経度などの度数がはっきりしないときにいう語。「この角度は何度か」
    1. [初出の実例]「鼎はそもそもどんなもの。火候は摂氏の何度たるべき」(出典:新浦島(1895)〈幸田露伴〉一一)

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