信仰覚醒運動(読み)しんこうかくせいうんどう(その他表記)revivals of religion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「信仰覚醒運動」の意味・わかりやすい解説

信仰覚醒運動
しんこうかくせいうんどう
revivals of religion

既成の宗教制度,教義慣行などに安住している信徒の宗教的情熱を呼起し,新しい信徒を獲得しようとする運動。いずれのキリスト教会にもみられるが,特にプロテスタント諸教会における運動をさす。 16世紀の再洗礼派,17世紀のイギリスの清教主義とそれに続くアメリカ植民地でのグレート・アウェイクニング (大覚醒) ,ドイツ・北ヨーロッパルター派の敬虔主義,イギリスの J.ウェスリーのメソジズム,18世紀末アメリカでの第2次グレート・アウェイクニング,アメリカの L.ムーディーの伝道旅行,20世紀初頭の都市福音化運動,第2次世界大戦後の南部バプテストのビリーグラハム (→グレアム ) やユナイテッド・メソジストの O.ロバーツの信仰覚醒十字軍などが知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む