共時態(読み)きょうじたい

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世界大百科事典(旧版)内の共時態の言及

【記号】より

…この体系における被規定性が価値である。このように,言語は記号の体系であり,この体系は時間軸の一点において固定されたものだが(共時態),そこには時間軸の流れにそった変化(通時態)が流れ込んでいる。 この考えをもっともよく例証するものは,構造言語学の範例となった音韻論である。…

※「共時態」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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