向櫓(読み)むかいやぐら

精選版 日本国語大辞典 「向櫓」の意味・読み・例文・類語

むかい‐やぐらむかひ‥【向櫓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 敵の城を攻めるため、それに相対して建てた櫓。
    1. [初出の実例]「敵手痛く防ぎければ、攻め屈して、只帰り、逆木引き、向櫓(ヤグラ)を掻て」(出典太平記(14C後)一七)
  3. 向郭(むかいぐるわ)に設けられた櫓。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む