死に水を取る(読み)シニミズヲトル

デジタル大辞泉 「死に水を取る」の意味・読み・例文・類語

みず・る

死に際の人の唇を水でしめしてやる。転じて、臨終まで介抱する。「父の―・る」

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精選版 日本国語大辞典 「死に水を取る」の意味・読み・例文・類語

しにみず【死水】 を 取(と)

  1. 死にぎわに口に水を注いでやる。死にぎわの人の唇(くちびる)を水でしめしてやる。転じて、死にぎわの面倒をみる。死ぬまで世話をする。
    1. [初出の実例]「ねがわくは娵の死に水取る気也」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))

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