… 漢文が果たした役割のうえでもっとも根源的と思われる点は,音声言語しかもたなかった日本人が漢字という文字言語をもち,それによって歴史,風土を記述し,神話,伝承,歌謡などをも記録しえるようになったことにある。もちろん,こうしたことが可能になった背景には,古代の日本人が中国本土,朝鮮半島からの渡来人の手引きによって,漢文を日本語で読み解く方法を考えだし(漢文訓読),みずから漢文を書く経験を積み重ねてきたということがある。しかもこうした経験を通して,漢文が負っている制度,思想,文学など,広く中国の文化が享受されたことも見逃しえない。…
※「漢文訓読」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...