虚空を掴む(読み)コクウヲツカム

デジタル大辞泉 「虚空を掴む」の意味・読み・例文・類語

虚空こくうつか・む

何かをつかもうとしても何もなく、手を上にあげて指をかたくにぎりしめる。ひどく苦しみもがくようすをいう。「―・んで倒れる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「虚空を掴む」の意味・読み・例文・類語

こくう【虚空】 を 掴(つか)

  1. 手を上に突き上げて、指をかたく握りしめる。断末魔に苦しみもがくさまをいう。
    1. [初出の実例]「うんと計に虚空(コクウ)を掴み」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む