倉皇(読み)ソウコウ

デジタル大辞泉 「倉皇」の意味・読み・例文・類語

そう‐こう〔サウクワウ〕【倉皇/××惶】

[ト・タル][文][形動タリ]あわてふためくさま。あわただしいさま。
何新かしんはただ―として公主を負いまいらせて宮中を出ました」〈露伴運命
[類語]うろうろうろちょろどぎまぎおたおたまごまごどぎどぎそわそわもじもじぐじぐじぐずぐずいじいじ因循くよくようじうじちゃかちゃかそそくさあたふたうそうそふらふらよたよたもぞもぞちょこまかふわふわおどおどせかせかびくびくきょときょとこせこせぐらぐらせわしいせっかちあくせく気ぜわしい軽佻浮薄浮薄闇雲やみくも性急右往左往軽挙妄動後先なしうわずるうわつくうろたえる心急く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「倉皇」の読み・字形・画数・意味

【倉皇】そうこう(さうくわう)

あわてふためく。南唐・李〔破陣子〕詞 最も是れ倉皇としてを辭するの日 ほ別離の歌を奏し を垂れて宮娥に對(むか)ふ

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