デジタル大辞泉 「因循」の意味・読み・例文・類語
いん‐じゅん【因循】
1 古い習慣や方法などに従うばかりで、それを一向に改めようとしないこと。また、そのさま。
「―な財産家であろうと思うて軽蔑したのは」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉
2 思い切りが悪く、ぐずぐずしていること。引っ込み思案なさま。
「なにを―しておるか。勉強して
[類語](2)うじうじ・もじもじ・いじいじ・くよくよ・ぐじぐじ・ぐずぐず・うろうろ・うろちょろ・どぎまぎ・おたおた・まごまご・どぎどぎ・そわそわ・もぞもぞ・未練がましい・名残惜しい・惜しい・もったいない・あたら・残念・残り惜しい・残り多い・口惜しい・惜しむ・心残り・物惜しみ・未練・愛惜・痛惜・後ろ髪・後を引く・去り難い・しつこい・執念深い・ねちっこい・ねつい・ねちねち・悪あがき・うだうだ・断腸の思い・負け惜しみ・こだわる・尾を引く・執拗・