際立つ(読み)キワダツ

デジタル大辞泉 「際立つ」の意味・読み・例文・類語

きわ‐だ・つ〔きは‐〕【際立つ】

[動タ五(四)]周囲のものとはっきりした違いがあって、ひときわ目立つ。よい意味に使われる場合が多い。「―・った出来ばえ」
[類語]目立つ引き立つ顕著水際立つ著しいめぼしい光る目を引く人目を引く人目につく目に立つひときわおも立つとりわけ値千金掛け替えのない群を抜く卓抜卓出卓越卓絶逸出素晴らしい素敵見事立派最高絶妙秀逸結構目覚ましい輝かしい妙なるえも言われぬ上手巧みうまい巧妙老巧達者器用賢い上出来上上物の見事結構尽くめ何より・申し分が無い・言う事無し天晴れナイスワンダフル目の覚めるよう目に染みる冴える抜群抜きん出る飛び抜けるずば抜ける頭抜ける並外れる人並み外れる度外れ断トツ非凡出色傑出一日いちじつの長素人離れ玄人はだし超人的

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精選版 日本国語大辞典 「際立つ」の意味・読み・例文・類語

きわ‐だ・つきは‥【際立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙 他との区別が著しく、はっきりしている。目だつ。顕著である。きわが立つ。
    1. [初出の実例]「たつべい月日きはたっていく也」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)三)
    2. 「額の至極は、をのれなりにきはたたずして、鬂(びん)さきのみ、きしりととりまはしたるを最上とす」(出典評判記色道大鏡(1678)二)

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