伊和中辞典 2版の解説
parére1
[自]【82】[es]〔英 seem〕
1 (外見から)…のように見える, …みたいだ
Pare un bravo giovane.|彼はなかなかりっぱな青年のようだ
Pareva molto stanco.|彼はとても疲れているようだった.
2 ⸨主に非人称的に⸩…のように思われる[見える];…の気がする
Ti pare troppo caro questo vestito?|君はこの服を高いと思わないかね
Mi pare che sia ora di partire.|出発の時間がきたらしいよ
Mi pare di avere fatto tutto il mio dovere.|やるべきことはみなやったと私は思う
Mi è parso di non doverti nascondere nulla.|君は何事も隠すべきではなかったと私は思った
Mi pare ieri!|昨日のことのようだ
Mi pare [parve] di sogno!|(驚きを表して)夢のようだ
Non mi pare vero!|(喜びを表して)うそっ
Che cosa ti pare di questa notizia?|このニュースについて君はどう思う
Che te ne pare?|君はどう思う
Fa quel che ti pare.|君の思いどおりにしたらいい
Ti pare giusto [opportuno] agire così?|君はそんな行動にでて当然[妥当]だと思うか
Pare sì [no].|そう[ちがう]と思う
Pare che stia per piovere.|今にも雨が降りそうだ.
3 ⸨文⸩出現する, 姿を見せる.
4 ⸨親⸩欲する
Se mi pare ci vado.|気が向いたら行くよ.
[語法](Mi) pare che の形での従属節の動詞はふつう接続法を用い, ときにたんなる推定で直説法を用いる. ときに che を省略することもある. 例 Pare (che) siano galantuomini. 「彼らは紳士のように見える」Mi pare che pioverà. 「いずれ雨が降ると思う」また, pare di+[不定詞]の形では不定詞の主語は間接補語で表され, たんに pare+[不定詞]ではその主語は後に置かれる. 例 Mi pare di sognare. 「私は夢を見ているようだ」Mi pare sognare sempre quel giovane. 「あの青年は夢を見ているように私には思える」なお, 非人称的な用法で, 人称代名詞の間接補語は暗黙裏の省略がなされることがある. 例 Pare che(=Mi pare che)vi sarà una crisi di governo. 「いずれ政府は危機を迎えるようだ」
[類語]parere と sembrare は同義だが, 直説法の現在形(paio, pari, paiamo, paiono)および接続法の変化形はやや文語的なニュアンスをもつ.
◆far parere bianco il nero|黒を白と言いはる;偽物でだます.
non pare gran che|たいした物[人]ではない, 月並みである.
Pare e non pare.|そうかもね, あやしい.
per non parere|人目を避けて, お忍びで.
per parere/per ben parere|見ばえのするように.
[代]⸨文⸩表す, 示す.
[←ラテン語 pārēre ‘apparire’]
parére2
[名](男)意見, 所感;判断, 評価;助言
dare un ~ su ql.co.|〈何か〉について見解を示す
essere dello stesso ~|同感である
mutare [cambiare] ~|考えを変える
chiedere a qlcu. il suo ~|〈人〉に意見を求める
Qual è il tuo ~ ?|君の意見はどうか
Sono del ~ che non dovresti andare.|君は行くべきでないと私は考える
chiedere il [sottoporre al] ~ di|〘法〙…に諮問する.
◆a mio parere/a parer mio/secondo il mio parere|私の考えでは.