『徒然草』(読み)ツレヅレグサ

とっさの日本語便利帳 「『徒然草』」の解説

『徒然草』

吉田兼好
つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。\(一三三一頃)

『徒然草』

吉田兼好作。鎌倉後期の随筆。一三一〇年代から一三三一年にかけて成立したとする説が有力も未詳著者随想見聞を、人生批評感興の赴くままに自由に記す。

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