さなきだに

精選版 日本国語大辞典 「さなきだに」の意味・読み・例文・類語

さ‐なき‐だに

連語〙 (副詞「さ」に形容詞「なき」と助詞「だに」とが付いたもの。全体として副詞のように用いる) そうでなくてさえ。ただでさえ。さらぬだに。
※金刀比羅本平治(1220頃か)中「さなきだに冬はさだめなき世のけしきなるに、比は十二月廿八日、空かき曇り雪ふりて」

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