デジタル大辞泉
「とぐる」の意味・読み・例文・類語
とぐ・る
[動ラ四]
1 言葉をまげて言う。隠語を使う。
「たろく(=湯ノコト)と―・る男あれば」〈滑・浮世風呂・前〉
2 拷問する。
「こいつを―・ったら、長門之介や伝七が有り家知れぬといふ事はあるまい」〈伎・韓人漢文〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
とぐ・る
[1] 〘他ラ四〙 責め問う。拷問する。
[2] 〘自ラ四〙 隠語を使う。
通言を使う。ことばをまげていう。
※滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)下「
近年、
せんぼを又一つとぐり、又は略せんぼにて、略してつかふ事通用はやる」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報